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四季花鳥図屏風
しきかちょうずびょうぶ
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重要文化財
芸愛
げいあい
1双
室町時代
京都国立博物館
A甲1314
芸愛(生没年不詳)の素性は必ずしも分明ではないが、宗湛(室町幕府の御用絵師、俗姓は小栗)の画系に連なることや、およそ16世紀半ば頃に京都を中心に活動していたことなどが想定される。とくに大徳寺とは関係が深かったらしく、天文10年代前半に再建された同寺内の龍翔寺方丈に障壁画(幕末に焼失)を描いた可能性が高い。本図はそんな芸愛の手になる大作で、目下、所在のわかる芸愛の大画面としては唯一の作品である。当初の印は切除され、周文印が後捺しされているが、ムチのようにしなる松や桃、椿などまるで突風にあおられたような激しい動勢に芸愛の個性がはっきりと見て取れる。どうやら「風の動き」を表現することが彼の意図するところであったようだ。