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寒山拾得図
かんざんじっとくず
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重要文化財
指定名称:紙本墨画寒山拾得図
伝周文筆/春屋宗園賛
しゅうぶん しゅんおくそうえん
1幅
紙本墨画
99.6×36.9
室町時代・15世紀
東京国立博物館
A-10496
 寒山と拾得は中国・唐代の僧で、奇行が多く、文殊・普賢の化身と称された。その飄逸(ひょういつ)な姿を組み合わせて、中国や日本の禅宗寺院に所属する画僧がしばしば絵に描いている。ふつう寒山は巻物を手にし、拾得は箒を持つ姿で描かれる。本図は、2人が1幅の中に重なるように描かれ、頭が大きく体が小さいという特徴を示す。
 賛を書した春屋宗園(1529~1611)は大徳寺派の禅僧である。笑嶺宗訢(しょうれいそうきん)の法を嗣ぎ、永禄12年(1569)大徳寺住持(第111世)となったのち、石田三成らの帰依を得て山内に塔頭・三玄院を開いた。千利休、津田宗及など堺の茶人との親交で知られる。